合格者が選ぶ【おすすめの六法】行政書士試験の勉強を始めたらまず六法を買う!
こんにちは、サトシです。
今回は、おすすめの六法をご紹介します。
行政書士試験の勉強を始めたら、一番最初にすることは、「六法を買う。」です。
なぜなら、六法に書いてあることがそのまま試験で問われるからです。
過去問を見ていると、択一式だけでなく記述式の問題でも、六法に書かれている条文知識をそのまま問う問題が結構出ています。
なので、日頃から六法をめくり条文を確かめる癖をつけることが非常に重要になってきます。
もっと本質的な理由は過去の記事で語っていますが、勉強を始めたばかりの方にはちょっと難しいかもです。
こちらですね。
これを知っておくと試験勉強が楽になること【法律 = ●●とは?】 - satoshi★blog
おすすめの六法
おすすめは、有斐閣『ポケット六法』です。
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おすすめする理由は、3つです。
- 安い
- 見やすい
- 持ち運びが楽
以下で見ていきましょう。
おすすめの理由① 安い
《価格》
2,090円(税込)です。
市販されている六法の中では一番安い部類に入ると思います。
たとえば、有名どころで見ていくと、
- 三省堂『デイリー六法』 2,090円(税込)
- 有斐閣『判例六法』 3,190円(税込)
- 三省堂『模範六法』 6,600円(税込)
- 有斐閣『判例六法Professional』 6,160円(税込)
- 有斐閣『六法全書』 13,970円(税込)
こんな感じです。
「『デイリー六法』も同じ値段だけど…」
内容的にはほぼ一緒です。
ページ数、収録法令数がちょっとだけ異なりますが、行政書士試験で必要な法令は網羅されているので、全く影響ありません。
ただ、『デイリー六法』は条文のかっこ書きのところが網掛け(灰色)になっています。
条文のかっこ書きの部分には、言葉の定義など結構重要なことが書かれていたりするんですが、網掛け(灰色)になっていて個人的にはすごく見にくいです。
マーカーとかで色分けもしづらいですし。
なので、個人的には『ポケット六法』をおすすめします。
おすすめの理由② 見やすい
六法には、判例がついている六法、詳細な法令が載っている六法があります。
《判例がついている六法》
有斐閣『判例六法』、三省堂『模範六法』、有斐閣『判例六法Professional』
《詳細な法令が載っている六法》
三省堂『模範六法』、有斐閣『判例六法Professional』、有斐閣『六法全書』
ただ、試験勉強で使う六法には判例も詳細な法令も不要です。
なぜなら、使わないからです。
実際、大学院の時に、先輩から三省堂『模範六法』のお古をもらって使っていましたが、判例も詳細な法令もほぼ使いませんでした。
見ていたのは、憲法、行政法(行政事件訴訟法等)、民法、商法(会社法等)など基本的な法律の条文のみです。
判例を見るなら、六法に載っている簡易なものではなく、テキストや教科書できちんと見た方がいいです。
判例や詳細な法令が載っている分、条文がすごく見にくくなっています。
『模範六法』を使っていた時、判例が条文と条文の間に載っていて、いつも「邪魔だなー。」と思っていました。笑
この点、『ポケット六法』は判例も詳細な法令も載っていないので、中身がすごくスッキリしています。
条文に集中できて、GOODです。
おすすめの理由③ 持ち運びが楽
試験勉強する際は、六法を手元に置いておかなければなりません。
条文が出てきたら、すぐにめくれるように。
なので、いつも携帯します。
「ゼッタイに家でしか勉強しないんだッ!」という方は、別ですよ。笑
ただ、家以外で勉強する人も多いと思います。
ちなみに、私は家で勉強できないタイプの人間です。笑
そこで、六法のサイズや重さが重要になってきます。
《サイズ》
B6 12.8×18.2
《重さ》
840g
『ポケット六法』だけにポケットに入る大きさなのかと思いきや、そんな小さくはありません。笑
ただ、六法の中では、めちゃコンパクトです。
テキストや問題集も持ち運ぶことを考えると、六法はコンパクトにしておくのがいいと思います。
ちなみに、先輩からもらった『模範六法』の重さを計ってみたら、なんと1,990gでした。
2kg弱。
個人的には持ち運び不可の次元に到達しています。笑
まとめ
有斐閣『ポケット六法』をおすすめする理由は、3つでした。
- 安い → 2,090円(税込)
- 見やすい → 判例や詳細な法令がなくスッキリ
- 持ち運びが楽 → コンパクトさNo.1
私自身、大学1年生の4月に『ポケット六法』を買って、先輩から『模範六法』のお古をもらうまで、ずっと使っていました。
最近も、民法と会社法に大きな改正があったので、『ポケット六法』を買いました。
内容的に十分だからです。
実務的には、『模範六法』や『判例六法Professional』を使っている人が多いイメージです。
ちなみに、よくTVとかで見かける『六法全書』は、(実際に使っている人もいるかと思いますが)撮影やお客さんが来た時になんかそれっぽいと思わせるために使われているのが、実際のところな気がします。
私が勤めていた法律事務所ではそうでした。笑
ホームページ用写真撮影の裏方をやっていた時ですが、『六法全書』を持ってきてそれっぽく見せてました。
「いや、いつも使ってないじゃんッ!」って思ったのは内緒。笑
以上のように、少なくとも試験的には『ポケット六法』で十分です。
むしろ、判例や詳細な法令は邪魔です。万が一、必要になった時はテキストやネット検索すれば良いと思います。
今回はここまで。
有斐閣『ポケット六法』は、こちらから購入できます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!